20070225 富士山 その4
午前10時3分
いよいよ滑走開始。胸が高まる瞬間。
あっという間に標高300mくらい滑り下りる。斜度のあるフラットバーンなのでほんと数分だ。でもまぁ、正直な話この日の雪質は楽しくなかった。
硬くしまった雪の上に、ところどころ薄皮まんじゅうの皮のような数センチの湿った新雪。その新雪がある場所とない場所では、極端にエッジのかかりが変わってしまうため、とても難しい。薄皮まんじゅうの上では、いくらエッジをかけてもスピードが落ちる気配がない。車の運転で考えても、アイスバーンの上の新雪という状況と似ているかも。
そんなこんなで、足に負担がかかる滑りを余儀なくされたので、そこそこ急な斜面を滑り下りたところで、「宝永山のトップまで登らなくて良かったなぁ。その分下ってくるのも大変だったろうし・・・・」なんてことを一瞬考えたけど、でもやっぱその後は1日中、「あと1時間登れば宝永山トップに立てたんだよなぁ・・・。なんで行かなかったんだよ・・・、俺のバカ」ってな状態でした。
でも前の日記でも書いたとおり、自分は「晴れ」というコンディションにこだわっていて、それは「楽しさ」と「安全」に繋がるとも思っているので、不安要素があったなかで、さっさと滑り下りるという決断が出来たことには満足しています。
長いですね、ハイ。
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ダラダラした斜度の場所までくると、こんな地雷原のようなところも…。
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気持ちよさそうな雪面があったので、頑張ってカービングしてみる。
微妙にズレてるから、70点くらいかな。
一応、板がしょぼかったということにしておこう。
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この写真は結構気にいってる1枚。宝永山にかかる雲がいいですね。
この日の滑走開始ポイントは、ちょうど雲の影の辺りでしょうか。
こんな雲に巻かれた日には、なかなか不安になるもんです。
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以上で滑走終了。車のあるポイントはまでは、さらに30分くらいのハイクダウン。
アスファルトの下り道は足に負担がかかるので、柔らかい土の上を下っていきます。
この日の午後は健康ランド行って、その後プレミアムアウトレットに出店してるバートンの期間限定ブースに行ったりと。
(バートンの店舗はあまりに仮店舗という感じで、ずいぶんガッカリでしたけど)
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でも実際の1日より、眠気と戦いながら日記を書くほうが大変だった気もしますが・・・・。
by gxer
| 2007-03-11 01:44
| Snow 06-07