2004年夏の思い出 in 北海道。8日目。 標津~根北峠~斜里~網走
2004/8/24 その2
斜里の町はいたって平和といった感じだ。僕の場合天気によって受けるイメージががらっと変わってしまうけど、その点斜里の天気は太陽がさんさんと輝く夏の天気で、それが斜里のイメージを良くした。
斜里から網走へは、国道244号線を進んだ。平原の中を真っ直ぐに進み、道路わきには牧場があったり湿原があったりとなかなか素敵な道だ。途中「野菜小舎」というところで一皿100円のジャガバターを食べたけど、茹でただけのジャガイモがこんなにも美味しいのかと驚いた。何皿でも食べれそうだったけど、2皿でやめといた。後学のために書いとくと、斜里と網走の間には斜網広域農道なるものも通っていて、そちらもなかなかいい道だそうだ。
この日は峠があったとはいえ走行距離は短いので、昼過ぎには網走に到着。とくにすることがなかったので町をぶらぶらする。網走は根室以来の大きな町なので少し期待をしていたのだが、やはりさびれた感じや古臭い感じはいなめない。駅の近くに大きなお店があるわけでもないし、駅から遠いところに商店街みたいなものがあるのだが、シャッターが閉まってたり妙に人気がないのである。
一通り町を走りまわったらいい時間になったので、駅前の民宿兼お風呂やさんへ。狭く古い上に、シャワーが水しかでなかった…。お風呂から出た後、宿のご主人と世間話をしたが、なぜかシャワーの件の文句を言う気にはなれなかった。世間話によると日本中がアテネオリンピックに熱中してるようだが、僕はほとんど興味が持てなかった。興味の有無の問題より、唯一の情報源であるラジオの電波すらほとんど無いのだ。ロシア語の放送が聞こえたりする。
お風呂屋さんを出た後、コインランドリーで洗濯を済ませ、網走湖のほとりのキャンプ場へ。このキャンプ場はツーリングマップルでもオススメマークがついていて人気のキャンプ場だ。ここのキャンプ場の魅力は、湖面に落ちる夕日だそうなのだが、僕が到着したのは既に日が暮れた後だった。キャンプ場には主にライダーだけど、50人程度はいて驚いた。賑やかな夜だったが、途中から雨が降ってきて憂鬱な気持ちになりながら就寝。
今回の話の大体の場所
by gxer
| 2005-07-10 01:38
| 2004チャリダーin北海道