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走らずには、いられない!

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先に写真だけあげておいたけど、一応ストーリーも書いてみる。

日曜午前0時30分出発。何かの衝動にかられたような出発だった。走りたくてしょうがなかったようだ。少々突発的だけど、前々から行きたくてしょうがなかった地へ向かった。

まず磐梯山の横っ面を抜けるゴールドラインに向かう。おっと、その前に出発5分で早速パンクだ。よく調べてみると、タイヤ自体が磨り減って穴が開いてしまっているようだ。そりゃパンクするわ。暗い中適当に直し再出発。(5分だから歩いてでもすぐに戻って寝てしまうことも出来たけど、ここで戻ったら後悔するなぁって思った。)

まもなくゴールドラインに入る。外灯があるような道じゃないので真っ暗。だがそれがいい。上を見上げれば満点の星空。こんな時間だと車すら走ってなく、まさしく自分だけの空。ゴールドラインの峠までは800mの標高差。なかなかの標高差だけど、勾配は緩いので意外に楽に登れる。出発から3時間くらいかかっただろうか。峠を越えると350mのダウンヒル。一気に下るが、気温17℃の中を時速50km/h。寒い・・・。

峠を下り終えると、そこは裏磐梯・桧原湖。普段なら楽しいはずの峠の下りだけど、今回はただ寒くて辛いのみ。たまらずセブンイレブンに飛び込み、暖かいおにぎりを調達。でも真夜中だからかお腹が受け入れず。寒さは解消されないものの重い腰を上げ出発。桧原湖畔を北上。夜が明けてきたため湖の様子が少しだけ見える。どうやら霧がかかっているようだ。

桧原湖畔を走り抜けると、再び峠だ。今度の峠は西吾妻連邦を突っ切る白布峠。ここを越えるとそこはもう山形県。標高差550m、距離10km。気合を入れてスタート!最初から急勾配だ!アウターロー(一番軽いギアの組み合わせ)でもきつい。峠の中盤で少し勾配が和らぐ。とここで、後輪が再びパンク。出発直後と同じ箇所だ。完全に空気が抜けきるわけではないようなので、だましだまし登る。そしてここらで日の出。寒さに苦しめられた後なので、とても嬉しい。峠の後半は再び急勾配だ。急勾配でキツいはずなのに、景色がいいので走っていて本当に気持ちいい。桧原湖は全面霧に覆われているようで神秘的。そんな感じで、あまりつらさ感じることもなく白布峠制覇!

峠の頂上でパンクを直したところで、今回のトリップは復路へ。山形県へ1mくらい侵入してUターン。さぁ下りだ!ゴールドラインの下りと違って、もう寒くない。それに連続するタイトなコーナーは滅茶苦茶楽しい!この楽しさは何事にも劣らないなぁ。峠を下っている途中、一人のヒルクライマーとすれ違った。残念、俺が一番乗りだもんね。うへへ。あっという間の下りだったけど大いに満喫。登りも下りも楽しい白布峠、最高です。また来たい。

今度は桧原湖を南下する。湖畔の道はおそらく学生の陸上部だと思われる人が何人、何十人とランニングをしていた。同じ人力なら自転車のほうが断然いいよなぁ。と、朝の道は普通に気持ちいい。

再びゴールドラインの登り。料金所で通行料70円を払う。裏磐梯からの登りは、急勾配がずっと続くため苦しい。今回登った3つの中で一番きつく時速8km/h程度ののろのろ走行。そして照りつける太陽のため暑い。太陽出ていなければ寒く、出てれば出てるで暑い。ほんと理不尽。ひたすらペダルを漕ぎつづけいつしか峠の最高点へ。

そしてこれがトリップ最後のセクション。ゴールドライン、猪苗代側への800mダウンヒル。白布峠ほどキツいコーナーはないものの、逆に高速コーナーが楽しい。楽しい楽しい心の底から楽しい。冷静に考えるとボロボロのタイヤで飛ばすなんて命知らずだなぁなんて思いつつも、ついつい・・・。まぁ無事帰れたのでよしとしよう。帰って、シャワー浴びて、朝ご飯食べて、夕方まで寝て、日曜終了(笑) 走行距離88.32km、標高差は1700mくらい。平均時速17km/hくらい。
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